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仙台市水道局では「仙台市水道事業中期経営計画(平成27~31年度)」に基づき、事業運営に取り組んでいます。ここでは、同計画における2つの「目指すべき将来像」ごとに平成27年度の主な事業と決算の状況についてお知らせします。
■管路の耐震化 【約41億8,300万円】
●老朽管など約17.4㎞を耐震性に優れた水道管へ更新
●災害医療の拠点となる病院への管路2ヵ所を更新
■浄・配水施設の耐震化 【約13億1,100万円】
●茂庭浄水場配水池の耐震補強工事等を実施
■配水ブロックの再編 【約1億6,500万円】
●適正な水量と水圧の管理、災害時の影響区域の縮小化などを図るため、加茂配水ブロックを再編
■災害時給水栓の設置 【約2,700万円】
●大規模災害時などに効果的な応急給水が実施できるよう、市立小学校26校に設置
■非常用自家発電設備の更新等 【約3億3,400万円】
●南中山配水所の自家発電設備の更新や、燃料補給用タンクローリー車の導入等を実施
■高度浄水処理施設の導入 【約1億1,500万円】
●中原浄水場へ粉末活性炭注入設備を設置
■太陽光発電設備・小水力発電設備の導入 【約4,500万円】
●国見浄水場・中原浄水場の太陽光発電設備及び上追沢沈砂池の小水力
発電設備が稼働開始
■省エネルギー型機器への切り替え等 【約3億7,300万円※】
●南中山配水所への高効率機器導入や庁舎へのLED照明設備導入等を実施
※ 老朽更新費用を含む
■次世代自動車等の導入 【約3,100万円※1】
●公用車の更新に合わせ、11台(※2)の次世代自動車等を導入
※1 燃料補給車の事業費は「自家発電設備の更新等」に掲載
※2 11台のうち、1台は次世代自動車等からの更新
■窓口・電話対応や水道料金に関するサービスの充実
●水道料金の非課税世帯減免申請における更新申請の郵送受付を開始
■アセットマネジメントの推進
●水道施設の情報を管理するシステム構築に向けた基礎調査等を実施
水道料金収入などの収益的収入が276億7,100万円となる一方で、人件費、物件費などの収益的支出が246億3,800万円となり、その結果、30億3,300万円の純利益(黒字)となりました。この純利益については、14億300万円を資本金に組み入れ、16億3,000万円を減債積立金(借入金の返済に充てるための積立金)として積み立てました。
※各年度の決算は、水道局ホームページでもご紹介しています。
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