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水質基準項目の解説

水道水の要件として定められている、法令上の義務項目です。
水道水は、水道法第4条の規定に基づき、「水質基準に関する省令」で規定する水質基準に適合することが必要です。全部で51項目あります。


1.一般細菌

解説

水の一般的清浄度の指標です。水道水では塩素消毒をしているためほとんど検出されませんが、これが著しく増加した場合には病原生物に汚染されている疑いがあります。また、消毒効果を判定する指標として検査されています。

健康への影響

一般細菌自体には毒性はなく、水質汚染の指標です。

主な用途


2.大腸菌

解説

人や動物の腸管内や土壌に存在しており、糞便汚染の指標です。水道水中に検出された場合には病原生物に汚染されている疑いがあります。大腸菌は塩素消毒で除去され、ほとんど検出されていません。

健康への影響

大腸菌には一般に病原性はありませんが、一部に下痢症、胃腸炎等をおこすものがあり、病原性大腸菌と呼ばれています。

主な用途


3.カドミウム及びその化合物

解説

鉱石として自然界に広く分布し、工場等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

急性中毒では咳、嘔吐、めまい、頭痛、胃腸炎、肺気腫、肺炎等があり、慢性中毒では肺気腫、腎障害、骨変化、タンパク尿の症状がみられます。

主な用途

電気メッキ、プラスチック顔料、カドミ電池、窯業材料、合金


4.水銀及びその化合物

解説

工場、病院等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

無機水銀と有機水銀では症状が異なり、無機水銀の場合は腎、神経組織他に蓄積し、手指のふるえ、腎障害などが起きます。有機水銀(メチル水銀等)の場合は、神経組織、脳等に蓄積し、知覚異常、言語障害、中心性視野狭窄等の症状がみられます。

主な用途

蛍光灯、温度計、アマルガム(歯科用、合金用)


5.セレン及びその化合物

解説

自然界に広く分布し、工場等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

金属セレンの毒性は少ないですが、化合物には猛毒のものが多く知られています。粘膜に刺激を与え、胃腸障害、肺炎等の症状を起こし、全身けいれんから死に至ることがあります。

主な用途

半導体材料、光電セル、太陽電池(整流器)、顔料


6.鉛及びその化合物

解説

地質や、工場等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道では、鉛管を使用している場合にわずかに検出されることがありますが、基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

鉛は蓄積性があるため、神経系の障害や、貧血、頭痛、食欲不振、腹痛等の中毒症状がみられます。成人に比べ、小児の吸収率が高い事が知られています。

主な用途

鉛製給水管、蓄電池、はんだ、遮蔽剤


7.ヒ素及びその化合物

解説

地質や、温泉、工場の排水、農薬等から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

腹痛、下痢、四肢の感覚異常、皮膚の角化症、黒皮症、皮膚がん等の中毒症状がみられます。

主な用途

半導体材料、農薬、防腐剤


8.六価クロム化合物

解説

工場等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

発がん性があり、嘔吐、下痢、尿毒症等の症状がみられます。

主な用途

ニクロム線、ステンレスなどの合金、メッキ、皮なめし、防腐剤、顔料、染料


9.亜硝酸態窒素

解説

これまでは水質管理上留意すべき項目として、水質管理目標設定項目に加えられていた項目でしたが、平成26年4月1日より水質基準項目に加えられ、監視の強化をはかられることとなりました。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

特に乳児において呼吸の働きを阻害するメトヘモグロビン血症を起こすことがあります。

主な用途


10.シアン化物イオン及び塩化シアン

解説

工場等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

頭痛、吐き気、浮腫、痙攣、失神を起こして死亡することもあります。

主な用途

電気メッキ、殺虫殺菌剤


11.硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素

解説

窒素肥料、腐敗した動植物、生活排水、下水等から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。体内で硝酸性窒素は亜硝酸性窒素へと速やかに変化するため、水道水質基準は硝酸性窒素および亜硝酸性窒素の合計量となります。仙台市の水道水では、0.2mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

特に乳児において呼吸の働きを阻害するメトヘモグロビン血症を起こすことがあります。

主な用途

無機窒素肥料、火薬製造、食品添加物


12.フッ素及びその化合物

解説

地質や工場等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

フッ素を適量に含んだ水を飲用した場合にはむし歯の予防に効果があるといわれていますが、高濃度に含まれていると斑状歯の原因となります。

主な用途

フッ素樹脂、半導体製造、冷媒


13.ホウ素及びその化合物

解説

地質や温泉、工場等の排水から混入することがあります。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

消化器、神経中枢等に影響を及ぼします。

主な用途

金属表面処理剤、ガラス・エナメル工業


14.四塩化炭素

解説

地下水汚染物質として知られています。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、肝臓腫瘍の原因となります。

主な用途

試薬等


15.1,4-ジオキサン

解説

洗剤に含まれる不純物で、工場、生活排水等から混入することがあり、地下水汚染物質として知られています。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、中枢神経系、腎臓、肝臓に影響を及ぼします。

主な用途

工業用溶剤、人工皮革の表面処理剤


16.シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン

解説

地下水汚染物質として知られています。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

毒性が高く、高濃度では麻酔作用があります。

主な用途

他の塩素系溶剤の合成原料、染料・香料・樹脂等の抽出溶剤


17.ジクロロメタン

解説

地下水汚染物質として知られています。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、吐き気、眩暈、手足の知覚異常、昏睡ないし酩酊状態となり、意識喪失を起こして死亡することもあります。

主な用途

殺虫剤、塗料、ニス、塗料剥離剤、プリント基板洗浄剤


18.テトラクロロエチレン

解説

地下水汚染物質として知られています。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、めまい、頭痛、黄疸、肝機能障害等の症状がみられます。

主な用途

ドライクリーニング溶剤、ウール等原毛洗浄、金属の脱脂洗浄剤


19.トリクロロエチレン

解説

地下水汚染物質として知られています。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、嘔吐、腹痛、一時的意識不明等の症状がみられます。

主な用途

金属の脱脂洗浄剤、羊毛の脱脂洗浄、皮革・膠着剤の洗剤


20.ベンゼン

解説

地下水汚染物質として知られています。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

発がん性があり、白血病の発生増加が認められています。

主な用途

医薬品、染料、香料、合成樹脂などの原料


21.塩素酸

解説

消毒剤として使用している次亜塩素酸ナトリウムの自己分解において生成されます。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

高濃度では、赤血球に障害を与えることがあります。

主な用途

除草剤


22.クロロ酢酸

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されます。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

毒性が高い物質です。

主な用途

除草剤、医薬品、界面活性剤


23.クロロホルム

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されるトリハロメタンの主成分です。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では、0.01mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、低濃度の慢性毒性では胃腸、肝腎障害が起こり、高濃度では反射機能の喪失、感覚麻痺、呼吸停止などが起きます。

主な用途

医薬品、溶剤、有機合成の原料


24.ジクロロ酢酸

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されます。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では、0.01mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があります。

主な用途


25.ジブロモクロロメタン

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されるトリハロメタンの成分の一つです。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

毒性が高い物質です。

主な用途


26.臭素酸

解説

消毒剤として使用している次亜塩素酸ナトリウム生成時に不純物として生成します。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、その他に腹痛、中枢神経系の機能低下、呼吸困難、肺浮種、腎臓機能低下、聴覚障害等が報告されています。

主な用途

小麦粉改良剤、パーマ用薬品


27.総トリハロメタン

解説

クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの各濃度の合計を総トリハロメタン(TTHM)と呼びます。水中の有機物が塩素と反応し生成されます。仙台市の水道水では、0.02mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、その他に腹痛、中枢神経系の機能低下、呼吸困難、肺浮種、腎臓機能低下、聴覚障害等が報告されています。

主な用途


28.トリクロロ酢酸

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されます。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では、0.01mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があります。

主な用途


29.ブロモジクロロメタン

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されるトリハロメタンの成分の一つです。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では、0.004mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があります。

主な用途


30.ブロモホルム

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されるトリハロメタンの成分の一つです。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では検出されていません。

健康への影響

肝臓障害が起こる可能性があります。

主な用途


31.ホルムアルデヒド

解説

水中の有機物が塩素と反応し生成されます。健康への影響を考慮して検査している項目です。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

健康への影響

発がん性を示す可能性があり、呼吸困難、めまい嘔吐等の症状がみられます。

主な用途

防腐剤、合成樹脂の原料


32.亜鉛及びその化合物

解説

工場等の排水の混入や、給水管等の亜鉛メッキ部分から溶出することがあります。高濃度になると白濁したり、収れん味(渋味、えぐみ)を与えます。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

味覚と色の観点から決まりました。

主な用途

トタン板、合金、乾電池、塗料、顔料


33.アルミニウム及びその化合物

解説

工場等の排水や、温泉から混入することがあります。また、水道水の水処理剤として用いられています。高濃度になると白濁します。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

色の観点から決まりました。

主な用途

凝集剤、制酸剤、食品添加物、金属材料、貨幣


34.鉄及びその化合物

解説

自然界に広く分布し、工場排水の混入や水道管の老朽化によって検出されることがあります。高濃度になると、水に赤く色がつき、臭気や苦味を与えます。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

味覚や洗濯物への着色の観点から決まりました。

主な用途

水道管、建材、機械


35.銅及びその化合物

解説

工場排水、農薬等からの混入や銅管を使用している場合にわずかに検出されることがあります。高濃度になると、金属味を帯び、青く色がつきます。また、水道水中の微量の銅が石鹸と反応し、青色で不溶性の「銅石鹸」をつくることがあります。仙台市の水道水では検出されていません。

基準値の成り立ち

洗濯物等への着色を防止する観点から決まりました。

主な用途

給湯配管、電線、合金、貨幣、彫刻、メッキ、農薬


36.ナトリウム及びその化合物

解説

自然界に広く分布し、工場の排水や海水の混入、水処理時のpH調整剤等に由来することもあります。高濃度になると、味覚を損なう原因となります。仙台市の水道水では、7mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

味覚の観点から決まりました。

主な用途


37.マンガン及びその化合物

解説

地質や、工場等の排水から混入することがあります。高濃度になると、水道水に黒い色がつきます。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

黒水障害の発生防止の観点から決まりました。

主な用途

乾電池、合金、ステンレス、特殊鋼の添加剤、ガラス


38.塩化物イオン

解説

自然界に広く分布し、地質や海水の浸透、下水、工業や農業排水等から混入することがあります。高濃度になると、水に味をつけたり、鉄管などの腐食を促進する傾向があります。仙台市の水道水では、8mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

味覚の観点から決まりました。

主な用途


39.カルシウム・マグネシウム等(硬度)

解説

工場等の排水の混入や、給水管等の亜鉛メッキ部分から溶出することがあります。高濃度になると白濁したり、収れん味(渋味、えぐみ)を与えます。仙台市の水道水では、25mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

石けんの泡立ち等への影響を防止する観点から決まりました。

主な用途


40.蒸発残留物

解説

水を蒸発させたときに得られる残留物の総量です。主な成分はカルシウム、マグネシウム、ケイ酸、ナトリウム、カリウム等の塩類及び有機物です。残留物が多いと苦み、渋みなどを付け、適度に含まれるとまろやかさを出すとされます。仙台市の水道水では、70mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

味覚の観点から決まりました。

主な用途


41.陰イオン界面活性剤

解説

合成洗剤の主要成分で、工場排水、生活排水等から混入することがあります。高濃度に含まれると泡立ちの原因となります。仙台市の水道水では検出されていません。

基準値の成り立ち

発泡を防止する観点から決まりました。

主な用途

洗濯、台所用洗剤、化粧品


42.ジェオスミン

解説

湖沼等で富栄養化に伴い発生する異臭味(かび臭)の原因物質です。水中にごく微量含まれていてもかび臭さを感じます。藍藻類のアナベナ等により産生されます。仙台市の水道水では基準値未満です。

基準値の成り立ち

異臭味障害を防止する観点から決まりました。

主な用途


43.2-メチルイソボルネオール

解説

湖沼等で富栄養化に伴い発生する異臭味(かび臭)の原因物質です。水中にごく微量含まれていてもかび臭さを感じます。藍藻類のフォルミディウムやオシラトリア等により産生されます。仙台市の水道水では基準値未満です。

基準値の成り立ち

異臭味障害を防止する観点から決まりました。

主な用途


44.非イオン界面活性剤

解説

合成洗剤の主要成分で、工場排水、生活排水等から混入することがあります。高濃度に含まれると泡立ちの原因となります。仙台市の水道水では検出されていません。

基準値の成り立ち

発泡を防止する観点から決まりました。

主な用途

洗剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤


45.フェノール類

解説

工場等の排水から混入することがあります。水中にごく微量含まれていても、水に著しい異臭味を与える原因となります。仙台市の水道水では検出されていません。

基準値の成り立ち

異臭味発生を防止する観点から決まりました。

主な用途

界面活性剤等の原料、合成樹脂


46.有機物(全有機炭素(TOC)の量)

解説

水中に存在する有機物中の炭素の総量で、有機物濃度を推定する指標です。し尿、下水、工場排水等が混入すると増加します。水に多く含まれると味を悪くする原因となります。仙台市の水道水では、0.5mg/L程度で基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

有機物濃度を推定するため、総有機炭素の評価値として決まりました。

主な用途


47.pH値

解説

溶液の酸性、アルカリ性の強さを表したものです。pH7は中性、pH7より値が小さくなるほど酸性が強くなり、一方、値が大きくなるほどアルカリ性が強くなります。仙台市の水道水では、7.0〜8.2で基準値の範囲内にあり、問題ありません。

基準値の成り立ち

水道施設の腐食等を防止する観点から決まりました。

主な用途


48.味

解説

味の原因は、下水、工場排水等による汚染、藻類や放線菌等の生物に起因するかび臭物質、水道管の内面塗装などが主です。また、海岸地帯では海水の影響をうけ塩味を感じることもあります。仙台市の水道水では問題ありません。

基準値の成り立ち

基本的指標としての観点から決まりました。

主な用途


49.臭気

解説

臭気の原因には、下水、工場排水等による汚染、藻類や放線菌等の生物に起因するかび臭物質、水道管の内面塗装などが主です。仙台市の水道水では問題ありません。

基準値の成り立ち

基本的指標としての観点から決まりました。

主な用途


50.色度

解説

水についている黄褐色の程度のことです。色の原因は、工場排水や下水等の混入、有機物または配管等からの金属の溶出などによって色度が高くなることがあります。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

基本的指標としての観点から決まりました。

主な用途


51.濁度

解説

水の濁りの程度のことです。濁りの主な原因は、有機物、配管内のさびや堆積物などです。仙台市の水道水では基準値未満であり、問題ありません。

基準値の成り立ち

基本的指標としての観点から決まりました。

主な用途



お問い合わせ先

水質管理課水質管理係

電話番号:022-281-3111

ファクス:022-281-3112