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災害に強い仙台の水道へ

災害に強い仙台の水道へ~災害時にも水が使えるように~ いつ来るかわからないのが地震などの自然災害。災害時にも水が使えるよう、仙台市水道局ではさまざまな取り組みをしています。また、皆さんができる日ごろからの備えもあります。水道局と一緒に、災害に強い仙台の水道をつくりましょう! 「私にも言わせて!」特別アドバイザー:風間 聡 教授 東北大学大学院工学研究科土木工学専攻水環境システム学研究室

◇水系の二系統化と配水区域のブロック化:災害時に別の水系(ルート)や配水区域から水を融通することができます。水源や浄水場が複数ある利点を活かして、水をお届けするルートの多系統化を図っています。また、配水区域(水道水を供給している区域)をブロックに細分化して管理することで、断水などの影響範囲を最小限にすることができます。災害などの緊急時は別の水系や隣接する配水区域から水を融通することができます。(配水所:各家庭、施設に水を配水) ◇市立小学校への災害時給水栓の整備完了※:市立中学校・高等学校への整備を進めています。避難所を開設した際には、水道局職員が立ち会うことなく地域の皆さまで給水所を開設することができます。市内139カ所に整備しています。(令和2年10月末現在)災害時給水栓の設置位置は「せんだいくらしのガイド(市民便利帳)」で確認できるほか、水道局ホームページからも確認できます。※非常用飲料水貯水槽設置の学校を除く ◇水道管の更新・耐震化:水道管の更新時には耐震性に優れた管に交換を進めています。経年化※した水道管の更新や、災害拠点病院などにつながる水道管の耐震化を進めています。※建設や設置から 年月が経過していること ◇ご家庭で水の備蓄:家族の人数×3ℓ×7日分の用意を。地震などの災害で断水した場合に備え水の準備をしておきましょう。1人が1日に必要とする水分は、約3リットルです。 先生からのワンポイント!「また手洗い用の水も準備しておくと、いざというときに安心です。」
◇浄水場・配水所の耐震化:地震による水道施設の被害を最小限に抑えます。耐震性能が不足する浄水場や配水所などの重要な施設の耐震補強工事を進めています。(水源:ダム湖での水質調査。浄水場:24時間365日、水の安全性を監視。) ◇水道施設の長期停電対策:非常用自家発電設備更新・燃料タンク増設等の対策を進めています。主要4浄水場については既に整備を完了しています。今後は主要配水所・ポンプ場への対策を進めます。
◇ご家庭で飲料水を入れる容器を準備:給水所を利用する際は、ふた付きの容器をご準備ください。運搬用リュック・キャリーカート、量が多くなると水はとても重いので、用意しておくと便利です。 先生からのワンポイント!「給水所では、地域の皆さまのご協力が、大きな力となります。ご近所の高齢者や障害のある方に水を届けるなど、お互いに助け合いましょう。」 ◇ご家庭でローリングストック:日常生活で消費しながら備蓄しましょう。普段から少し多めに食料などを買っておき、使った分だけ買い足していくことで、常に一定量の食料を備蓄しておく方法です。水道水のくみ置きや備蓄したペットボトル水をローリングストックすることで、日常生活の中に飲料水の備蓄を取り入れることができます。(備える→食べる→買い足す→備える→…) ◇水道局では災害に備えてさまざまな対策を行っていますが、 大きな災害が発生すると広い範囲で断水する可能性があります。普段からご家庭での備えをお願いします。

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~災害時にも水が使えるように~ 災害に強い仙台の水道へ
未来へつなぐ水の道シリーズ。特に皆さまにお知らせしたい「仙台市水道事業基本計画」の内容をわかりやすく解説していきます。

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